新しい挑戦、つながりを求めて…
UXD2023年活動レポート

2023年活動レポート,EVOLOVE

約3年間のコロナ禍を経て、様々なモノ・コトが動き始めた2023年。「最高の顧客体験をデザインし、創造する」ために、異なる業界のさまざまなスキルのプロフェッショナルが集まったUXDセンターでは、ソリューション開発だけでなく、業界を超えたコラボレーションパートナーとの取り組みを実施してきました。2023年の活動について、記事とともに振り返ります。


鹿児島県・照国にて、
新しいマンションの売り方に挑戦

UXDセンターでは、ユーザー視点でのメディア開発・企画運営を通して、新たな価値の創造に取り組んでいます。2023年1月、UXDセンターが運営する「TOKOSIE」と「アイスム」協力の元、「ブランシエラ ディライト照国」にて、従来型のマンション広告とは異なる新しいアプローチを検討・実施しました。

今回の取り組みでは、間取りや価格を一定のパターンで情報提供するのではなく、ユーザーが自分の暮らしと照らし合わせて、未来の暮らしを想像できるような「物語性のあるコンテンツ」として情報発信を実施しました。その結果、県外の方を含む潜在顧客に効果的にアプローチすることができました。


「アイスム」×「TOKOSIE」
フリーペーパー初刊行

2023年4月、UXDセンターが運営するWEBメディア「アイスム」と「TOKOSIE」が共同制作したフリーマガジンを刊行しました。

これまでは、オンラインにて情報発信を行っていましたが、コロナ禍が明け、様々なイベントにてより広く、両メディアの活動に触れていただきたいという想いから、刊行に至りました。

「食」を準備する人の気持ちと暮らしに寄り添うコラムやインタビューを発信している「アイスム」と、自分らしい家づくりと暮らしを楽しむための情報を発信している「TOKOSIE」。2つのメディアの魅力がぎゅっと詰まった1冊となりました。


Youtubeチャンネル「GuuGoo」にて
日韓の学生による国際交流が実現

2023年3月、入国制限の緩和により福岡と韓国釜山をつなぐ新型高速旅客船”クイーンビートル”の運行が再開。そこで、YouTubeチャンネル「GuuGoo」の企画として、2022年の宗像フェスにも協力いただいた東海大学付属福岡高等学校と福岡県立玄界高校の学生が、九州を拠点に活動するアイドルグループ「ばってん少女隊」のメンバーとともに、釜山外国語大学を訪問しました。

2023年11月に開催した「EVOLOVE presents 宗像祭2023」には、日韓の学生らによるエコブースを展開するなど、新しいコラボレーションも生まれる結果となりました。


誰かと誰かを、
何かと何かをつなぐ
「EVOLOVEスタジオ」完成

2023年6月、新しい共創体験をつくりたいと考えてスタートした「EVOLOVE」プロジェクトの拠点として、代々木上原に「EVOLOVEスタジオ」をオープンしました。

EVOLOVEは(エボラブ)は「EVOLUTION × LOVE」の造語で、“進化する愛”という意味です。さまざまな地域、文化、業界、世代の人たちがそれぞれの垣根を取り払い、混じり合い、多種多様なカタチの「愛」をテーマに未来を創っていくプロジェクト。EVOLOVEが触媒となり、誰かと誰かを、何かと何かをつなげます。各所で「共創体験」を企画し、新しい希望の可能性となる「未来のタネ」を生み出していきます。


4万人以上の笑顔に会えた
「EVOLOVE presents 宗像祭2023」開催

2023年11月には、福岡県宗像市の施設「宗像ユリックス」35周年記念として、「音楽」「エンタメ」「食」などが楽しめるイベントとして九州最大級の文化祭を目指した複合フェス「EVOLOVE presents 宗像祭2023」を開催。

エンターテイメントとSDGs活動を融合させた「新しい社会貢献のかたち」を福岡県の皆様と共に実現していきたいと考え、UXDセンターのメディアを横断した様々な企画を行いました。

3日間の開催期間中には、福岡のみならず九州各県や県外から延べ4万人以上が来場してくださり、子供から大人までたくさんの笑顔が溢れるイベントとして成功を納めました。地域の方々との新しい繋がりも増え、今後の活動において可能性の広がりを感じることができました。


舞台は電車内?!
トレインライドシアター『このレールはドラマチック』開催

2023年11月、今話題の“彼”の朝を切り取った写真を、奇数日の朝8時に投稿するInstagramアカウント『HiM Films』がプロデュースした初の舞台、トレインライドシアター『このレールはドラマチック』を開催しました。

公演終了まで非公開とされていた『トレドラ』の舞台は、京急線の貸し切り電車4車両。京急線品川駅〜蒲田駅を運行する電車の中での演劇公演は、本作品が初の取り組みとなり、全6公演は大盛況にて終演することができました。誰もが日々利用する電車の中での非日常的な体験に、上演後のランスルーでは全車両から大きな拍手が送られていました。

SNSの枠組みを超え、リアルとオンラインが融合した本企画を通して、ユーザーの熱量とより大きな共感を生み出すことができました。


来年もUXDにご期待ください。